メディカルサポート紹介

高校野球と本会 Ⅱ本会の活動 1.検診業務

2010年11月24日

1.検診業務
これまで甲子園大会では勝ち残っていくチームの投手ほど連戦連投を余儀なくされました。決勝まで勝ち進めば、1回戦からの総投球数は600~700球にも 達することもありました。投手としての素晴らしい素質を大会でのオーバーユースによって失わせないために、大会に先立ち、登板する可能性のある選手全員に 対して肩および肘関節に関する検診が導入されました。
検診は整形外科医師1名がX線検査を含む理学的検査を行い、理学療法士3名が関節可動域、肩関節回旋筋力(右写真)、握力の測定などを担当します(測定項 目は毎年検討を重ね変更しています)。大会前検診で肩および肘に重大な傷害が発見された場合は前述の出場禁止規定により、投手としての大会出場が禁止され ますが、投手以外のポジションでの出場は可能です。
検診は大会期間中も引き続き試合後に実施します(準々決勝、準決勝後)。各試合後の関節可動域や筋力の測定結果などと、投手自身が感じる球威の変化等を 照らし合わせ、今後の傷害予防対策の重要な基礎資料として蓄積し、日本理学療法学術大会、日本体力医学会、スポーツ傷害フォーラム等で発表してきました。

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